エルヴェです。
選手たちの序列も前後する中、来季の陣容について考える。
現在のローマ
4-3-3が基本で
スヴィラル
RB-マンチーニ-CB-LB
クリスタンテ-パレデス-ペッレグリーニ
がベストメンバー。ポジションで表記されているところはレベルの高いローテーションが組めている。
大前提
セリエAのクラブは選手を売らなければ経営できないため、プレーヤーの放出は致し方ないものとする。冷たい人だと思われるかもしれないが、現実はもっと冷たいのである。
来季のローマ
ポジション別に見ていく。
GK
パトリシオとボエルの契約が切れるため、スヴィラル1人になる。
スヴィラルは将来の放出候補に入っているとしても、今出してしまうと最大でも10m€ほどにしかならなさそうだが、もう1年成長させれば25m€以上の売却額を見込めそうなので残留だ。
2ndキーパーと3rdキーパーが必要となる。下部組織の有望株であるマストラントニオには経験を積ませるためレンタル継続が良いと考える。
理想は片方にベテランキーパーを組み込み、もう片方にスヴィラルの後釜になれそうな若手を組み込むことだ。スヴィラルの後釜の後釜にマストラントニオが台頭するのが理想。
まあスヴィラルを1stに置けばいいのであまり考えすぎなくとも良いだろう。
CB
マンチーニ、スモーリング、エンディカは残り、ジョレンテは買い取られ、フイセンは競合を見るにおそらく取れないであろう。一応クンブラは帰ってくる。
スモーリングの扱いが気になる。怪我がちで計算しにくいのに、いるときは彼のために3バックにしたいようにも見える。ビルドアップでの彼の場所はほとんど囮である。要するにチームに噛み合っていないのだ。
ジョレンテは買い取られた後に売られる噂はあるが、後釜のコストを考えると売らない方がいいのではないか。
クンブラが計算できたら大きいが、過度な期待はできないだろう。
スモーリングとクンブラの双方を計算外にする場合のみ1人補強したい。
LB
スピナの延長、アンヘリーニョの買取の双方を満たさない限り補強が必要になる。
レギロン以外の噂をまだ見ていない。
アンカー
パレデスの負担が大きく、クリスタンテには同じ役割を与えるべきでない+IHで使った方がより良さが出る。ダルボエがローンから帰還すればチャンスは与えられそうだ。ダルボエ放出の場合のみ補強。
中盤
インサイドハーフを指す。右は4-4-2プレス時の右サイドハーフの役割もある。
レナトはさよならし、ボーヴェ、ペッレグリーニ、アワール、クリスタンテの4人が残る。人数的には十分にも見えるが、もう1人くらいはいても良さそう。
LW
ザレウスキの序列が上がる気がしないため、実質エルシャーラウィ1人。となれば補強はしたい。
CF
ルカク、アズムンの買取は不透明。タミーとべロッティは放出が既定路線となっているため計算できるのは0人。またCF探しの夏を過ごさなければならない。
まとめると、最低でも
GK2人
中盤1人
左ウイング1人
は探さなければならないだろう。
ざっくりと考えただけ。CL出場権を獲得すれば獲得する選手の質は上がりそう。
おわり。