あけましておめでとうございます。
初詣に行ったら小さい子供2人がおみくじを引いていて「2人とも凶だった〜」と言っていました。厄はその場に結んでから帰ってね。
僕はおみくじは引いていませんが、グラードバッハの優勝を祈願してきました。
part.1
part.2
今回は10位から7位です。
10位 アウクスブルク
勝ち点23(6勝5分6敗)
前半戦の終盤で一気に順位を上げ10位につけました。特に後半の追い上げが激しく、11節から16節の6試合で勝ち点16を荒稼ぎしていました。連続した6試合でこれ以上勝ち点を稼いだのは6連勝があったライプツィヒのみです。すごい。
前半の方で順位表の上半分のチームと当たることが多く、後半で下半分のチームと多く当たったため、一時は17位になった順位も心配することはありませんでした。
夏にフライブルクから加入したCFのニーデレヒナーが8ゴール8アシスト。
先日の記事で紹介したLSBのフィリップ・マックスは6ゴール4アシスト。
サミ・ケディラの弟であるラニ・ケディラも継続的に出場していました。
タレントは結構豊富です。
後半戦の序盤を乗り越えればEL争いも現実的かも。
9位 ヴォルフスブルク
勝ち点24(6勝6分5敗)
途中まで上位に喰らい付いていました。
9節までは4勝5分で無敗。しかも5失点は最小。
5大リーグで9節時点で無敗のチームは
そして未だに無敗のリヴァプール
の3チームのみでした。
しかし、直後のポカールでライプツィヒ相手に1-6で完敗。一夜にしてリーグでの総失点数を上回ると、そこから敗戦を重ねることになります。
終盤にはある程度持ち直し、当時首位のグラードバッハに勝利、シャルケにドロー、バイエルンに惜敗と悪くない終わり方でした。
それらの試合では今まで使ってきた3-4-3ではなく4-3-3で戦っていたのも持ち直した要因でしょう。
8位 フライブルク
勝ち点26(7勝5分5敗)
望外な成績を残していると言ってもいいでしょう。今季1番のサプライズです。16節時点では6位にいたため、8位で折り返すのがもったいないくらいです。
8位に落ちてしまった17節を除けば最高3位、落ちても6位とかなり高い水準で戦っていました。
このチームは年によって成績が上がったり下がったりなのですが、ここ最近は2011年の冬に就任したシュトライヒ監督がずっと指揮をとっています。もうすぐ就任10年目です。
その間に降格し、1年で2部優勝し戻ってきたりもしています。チームの成績がどう転がっても監督が変わらないパターンはかなり珍しいですね。
15-16シーズンを2部で戦った時からライプツィヒに1回は必ず勝っている、『ライプツィヒキラー』です。
例に漏れず今年も勝っています。すごい。
今季に活躍している若手CBロビン・コッホはドイツ代表にも選ばれました。フメルスとボアテングが事実上の追放を受けたことで代表のCB争いも活発になっていますが、その中に割って入れる実力は確かに持っています。
今までも時々躍進し、次のシーズンのELとの掛け持ちが苦しく残留争いをするのが常なのでそこだけが気がかりです…。今から心配することじゃありませんが。
7位 ホッフェンハイム
勝ち点27(8勝3分6敗)
チームを支えてきたナーゲルスマン監督がライプツィヒへ行ってしまったため、新たにアヤックスでアシスタントマネージャーを務めていたシュレーダー氏を招聘し、新シーズンに臨みました。
序盤はナーゲルスマン監督の不在を感じさせる内容で第6節までで1勝しかできませんでしたが、7節にバイエルンに勝ち、そこから5連勝。その後の4戦は白星をあげられませんでしたが、16、17節で2勝し、7位で折り返すことになりました。
ナーゲルスマン監督が抜けた影響もあるのか今季の夏も主力の流出が相次ぎ、
ジョエリントン(ニューキャッスル)
デミルバイ(レヴァークーゼン)
アミリ(レヴァークーゼン)
シュルツ(ドルトムント)
を放出しましたが、
スコヴ(コペンハーゲン)
べブー(ハノーファー)
アダムヤン(レーゲンスブルク)
等の(放出した面々と比べると)安価な選手を獲得し、各々が活躍を見せています。
夏の黒字額がフランクフルトの2倍です。(€87.10m)
ホッフェンハイムのSkov
— エルヴェ (@Elve18gladbach) 2019年12月31日
今季のベストゴールだと思う pic.twitter.com/XJMY6U7jZB
僕が選んだブンデス前半戦のベストゴールはスコヴのフリーキックです。すごい。
次回は6位から4位です。
いよいよEL圏とCL圏のチームにも触れていくことになります。
また次回お会いしましょう!
つぎ