特に変わりなくやっております。エルヴェです。本日はコロッセオの前を通って参りました。前を通っただけ。
今回は使えそうなイタリア語講座です。
なぜって?書けそうなことがなくなって来たからです…。
イタリアに行ったら少しでいいからイタリア語を使いたい!と思う方もいらっしゃるでしょう。よく使うものから選んで並べていきます。
先に保険をかけておきますが、あくまで3週間ほど住んでいるだけなので一部誤り等があるかもしれません。それとカタカナ表記は100%正しいものではありません。出来るだけ似たもので表しているだけです。
早速いきましょう。
1.はい、いいえ
はい→Si(スィ)
いいえ→No(ノ)
となります。簡単ですね。特に「いいえ」は英語と全く同じですから。
Siも英語のYesと同じ要領で使うことができます。発音は『スィ』と『シ』の中間くらいです。真面目に発音しようとすると難しい。
※ここからも少し英語を交えて解説していきます。英語に関する知識があれば役に立つかもしれません。
2.挨拶
Ciao!(チャオ)
→いつでも使える万能挨拶。かと言われるとそうでもないです。時間帯的にはいつでも使えます。
かしこまる必要のない相手に使いましょう。
自分は、友達や家族や先生、同じマンションの住人やよく行くお店の店員さん等にはCiao!を使います。
Buongiorno
→発音は『ブゥォンジョルノ』です。まあボンジョルノでいいでしょう。
Ciaoとは違い、基本的に誰にでも使えます。ただし一日中使えるわけではありません。朝と昼と、体感ですが夕方の明るい時間くらいまでですかね。
Buonasera
→『ブゥォナセーラ』夕方、夜に使えます。Buongiornoの続きみたいなものです。
Buonanotte
→『ブゥォナノーテ』。スペル的にはノッテなのでしょうが、ノーテに聞こえます。全部。
意味は簡潔にいえば「おやすみ」です。
おまけ
・Buon〜の規則性。男性名詞と女性名詞の話。
「イタリア語ではおいしい=Buono」と聞いたことのある方は多いかと思います。
これに関しては正しいのですが、「Buono」は『良い』という意味なので色々なことに使うことができます。
前述した
・Buongiorno
・Buonasera
・Buonanotte
には全て「Buono」が使われています。少しだけ形を変えてあるんです。
BuongiornoはBuono giornoを繋げた形。giornoの意味は『日』とか『昼』とかです。
つまり「いい昼!」と言っているわけですね。
同じようにseraは『夕方』。notteは『夜』という意味です。
ここから男性名詞と女性名詞の話をします。面倒だと思ったら飛ばし読みしてください。
giornoは男性名詞です。seraとnotteは女性名詞です。
Buonoが男性形。Buonaが女性形です。後ろに付く単語によってこちら側も変化します。
見分け方ですが、正直難しいと思っています。
基本的に、単語の終わりが「A」で終われば女性名詞。「O」で終われば男性名詞です。(一部省略等による例外あり)
じゃあnotteの例が示している「E」はどうでしょう?
このような尋ね方をすれば察しがついてしまうかもしれませんが、どちらの可能性もあるのです。これが難しい。しかもこれ、一つ一つ覚えるしかないんです。大変だ。
(あまり踏み込んだ話をしたくはないのですが)複数形も終わりの文字を変えて表すのでもうわけわからんです。
イタリア語面倒だよ!!みたいな話をしましたが、これ、序の口です。後々動詞とかいうもっとヤバいのが出てきます。活用の数がすごいです。
あまり長々と話しても仕方がないので次にいきましょう。
3.ありがとう
→Grazie!
カタカナ表記をするなら『グラツィェ』です。日本でよく言われている『グラッチェ』はだいぶ違う気がします。
グラッチェをスペリングしようとするとおそらくGraccèになってしまうので、しっかりと「Z」の発音をしましょう。
他人にGrazie!と言われた時は「Prego」と返しましょう。「プレゴ」です。少しレとゴの間を伸ばすイメージで言いましょう。
あまり長すぎても退屈でしょうから、今回はここまでにしておきます。
書いている途中で思ったことがあるのですが、この記事需要あるんですかね…。
書くことがなさすぎて苦しい(というかほとんどTwitterでツイートしている)のであと1〜2回くらい記事出して終わりにします。
それではみなさん…
Arrivederci !(さようなら)
→そのまま発音すると『アッリヴェデルチ』ですが、ジョジョのブチャラティが言っているように『アリーヴェデルチ』で問題ありません。そう聞こえます。
Ci vediamo! (また会いましょう)
→イタリア語は、主語が「自分」「相手」「彼、彼女」「私たち」「あなたたち」「彼ら」で全て動詞の形が変わるのですが、ここでは「vedere(見る)」という動詞が「私たち」。つまり英語における「we」の形になっています。
まあそういうことです(適当)
「ci」は動詞の一部分であるため意味を考える必要はないのですが、この話を掘り下げるとめちゃめちゃ長くなるのでvediamoの部分だけ解説させていただきました。