エルヴェのブログ

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サッリ監督就任により何が変わるか

サッリ監督がローマの監督に決まることがほぼ確定したという情報が出回っている。

 

だがサッリのイメージである4-3-3は、ローマにしてみれば不都合が多いと感じる。

 

フォンセカの3-4-2-1では、4-2-3-1の頃よりミキが絶対な存在になり、WBが輝きを放ち、ペッレグリーニがトップ下向きであることも明らかになり、クリスタンテのリベロ起用も想像以上にいいものだった。全体的にポジションと個が上手くハマっていた。

 

それが4-3-3になるとどうなるか。

クリスタンテのリベロ起用は消滅し、WBはSBに位置を下げWBで覚醒したカルスドルプをSBに戻すことになり、シャドーで使っていた多くの選手をWGかCMFで使わなければならない。

 

多くの人が懸念していそうなのはペッレグリーニについてだ。

トップ下で輝く選手なので4-3-3になるとどうなるかわからない。

 

一方でレンタルに出ていながら状況が良くないウンデルとクライファートにとってはチャンスかもしれない。別のクラブに再レンタルされる可能性は否定できないが。

 

ディアワラとペドロは既にサッリ監督の元で指導を受けている。

ディアワラはナポリにてジョルジーニョのバックアップとして、ペドロはチェルシーにて主に右WGとして出場していた。

ペドロはわからないが、ジョルジーニョがサッリ監督の元で重用されたようにディアワラもサッリ監督が就任すれば重用されるかもしれない。

 

4-3-3を使わないという選択肢もサッリにはあるかもしれない。

ユーベ時代は4-3-1-2を使っていた期間があったし、エンポリではそれで固定していた時期もあった。

ただ4-3-1-2でも今のローマのメンバーにとっては微妙である。そもそもCFが足りない。

 

今のローマのメンバーを効率的に活かす2シャドーという形を取れるフォーメーションは4-3-2-1と3-4-2-1しかないため、どうせなら3-4-2-1を使ってほしいなと思う。

 

サッリ監督個人の話をすると、チェルシーとユーベでは批判を山ほど受けていた。

特にチェルシーでカンテをIHに置き攻撃参加させてたのが理由としてかなり大きいようだ。

練習がシステマティックすぎるという理由やロッカールーム近くで喫煙する等、内部からの批判もあった。

ユーベに行ったのもナポリからすれば裏切りである。

 

他の監督に比べて内部評判が良くない監督はファンからしても嫌だろう。現に自分がずっとサッリローマ否定派だったのはその理由が大きい。ナポリの選手たちは何も言わなかったのか。

 

まとめると、自分はサッリローマ否定派で、理由は4-3-3も4-3-1-2もローマに合うかわからないこと、内部評判が良くないことの2つである。

もちろん上位相手に全く勝てないフォンセカよりはいいと思うが、自分は別の監督がいいと思っている。

だが、たった1人のファンに何かを決める権限はないので様子を見ることしかできない。

サッリが就任しても僕がロマニスタであることは変わらない。

 

クリスタンテのリベロシステムに関する考察

リベロ

3バックの中央にポジションを取るが、守備だけではなく攻撃参加もする選手。

マンツーマンディフェンスが普及していた頃は『リベロ』という一つのポジションとして様々な名選手が生まれていた。守備時は競り合い等を他の2CBに任せカバーをし、攻撃時は起点となりながら自身も一緒に攻撃参加をする。

そんなリベロもゾーンディフェンスの普及により死語となっていった。

 

そんな『リベロ』をチームの軸として復活させたチームがある。

ドイツのアイントラハト・フランクフルトだ。

前監督のコヴァチが守備的MFの長谷部誠を『リベロ』の位置に起き、そのシステムは現監督のヒュッターもよく使用している。

ただし、この『リベロ』は攻撃時にゴール前まで上がるような古来のリベロではない。

攻撃時はビルドアップの起点となり、守備時はインターセプトや味方のカバーを中心に立ち回る。

要するに『器用なCB』なのだ。

 

故に現代のサッカーではCB以外の選手がやる必要性があまりなかったりする。

 

それでもローマのフォンセカはクリスタンテをリベロにすることを実行した。

19-20の31節のパルマ戦からクリスタンテはリベロとして起用されるようになった。

 

クリスタンテがリベロに入るだけでビルドアップの面白みがかなり増す。

バックスピンをかけた正確なフィードをWBに提供する他、ドリブルで運び相手FWを剥がしてからパスする等、効果てきめんな場面が多い。

 

一方で守備面でのスタッツには不安を残す。

当たり前だが、3CBの中央を務める他メンバー(イバニェス、スモーリング)と比べると当然守備面の弱さはある。

 

 

そんなローマとフランクフルトの最大の違いは単純なクリスタンテと長谷部の違いではなくCBの前の中盤の選手のスタイルだろう。

ローマでは、ペッレグリーニ、ヴェレトゥ、ビジャール、ディアワラ等攻撃面に特長のある選手が多い。

一方のフランクフルトは、ヴェレトゥにスタイルが似ているローデやソウ、CBも務められるイルザンカー。彼らは主に守備面での特長があり、インテンシティも高い。

 

リベロのポジションがクリスタンテかどうかは関係なくローマの失点は多い。少なくとも失点期待値と比べるとだいぶ多くなってしまっている。

 

そこで、ローマの失点の多さの秘密はそこにあるのかもしれない。と考えた。

 

残念ながら今のローマはカウンター耐性が低い他、強豪相手には勝利そのものさえ望めないという現実がある。

中盤に潰し屋のような選手を1人加えるだけでローマのサッカーは変わるかもしれない。

彼が潰し屋と言えるかどうかはわからないが、マンチーニがアンカーポジションを務めていた際はかなり調子が良かった。

インテンシティの高さやボール奪取力の高さ等、守備面の評価が高い中盤の選手がチームに欲しいなと思う。

 

 

今のローマは攻撃面に魅力がある一方で守備面は未だに不安である。

その守備面の改善意見として1つ、自分なりの答えは出せたと思う。

 

インテンシティの高い潰し屋タイプの中盤の選手を獲得。または、クンブラ、スモーリング、イバニェスの3CB+マンチーニの中盤起用。

 

が理想だ。

もちろんシーズン終了までは後者しか選択肢がないし、フォンセカ監督はこれをしないだろう。

それでも好きなチームのことを自分の頭の中で色々考えるのは楽しい。

パルマ戦に負けてしまったことでトップ4フィニッシュはますます厳しい道のりになってしまったが、それでもローマを応援していきたい。

 

 

今回は自分の意見を長々と書く記事にしました。

ロマニスタのみなさんの意見を聞くのはとても興味深くて楽しいことなので、いろいろな方が各々の考えを文章にしていただけると僕の楽しみが増えます!笑

 

また気が向いた時に記事を書きます。ご覧いただきありがとうございました!

ローマの補強プラン、なんか変じゃない?

18-19季は夏に主力を出しすぎて崩壊したローマ

19-20季は監督にシャフタールからフォンセカ、SDにトリノからペトラーキを招聘することでこのシーズンは好不調があったものの5位でフィニッシュすることができました。(1〜4位が強すぎた)

 

19-20の補強を見てみると

 

スピナツォーラ

パウ・ロペス

ディアワラ

ミキ

スモーリング

チェティン

ヴェレトゥ

カリニッチ

ザッパコスタ

C・ペレス(冬)

イバニェス(冬)

ビジャール(冬)

B・ペレス(冬、レンタルバック)

 

大半が大成功と言えるような補強ですね。

シーズン後半は不調が続いたパウ、怪我しかしてなかったザッパコスタ、有望株として買ったチェティン以外は軒並み高評価だったと思います。

出場機会としてはそこまで多くなかったビジャールも来季は欠かせない存在になりそうなポテンシャルを見せてくれました。

 

 

これだけの補強をしてくれたペトラーキSDがいろいろあってローマを去ってしまいました。

詳細については他の方がありがたいことに色々載せてくださっているのでそちらをご覧ください。

 

 

ペトラーキSDが去った後の新シーズンに向けての補強は今のところペドロのみ。

スモーリングがすぐに来そうですが、それ以外の選手は噂止まり。

 

 

一方で主力のコラロヴをあろうことかインテルに放出。パフォーマンスの低下を少し感じていたため受け入れられなくはないかなという感じの移籍でした。悲しいけどね。

 

一方でユーヴェに放出されそうだったジェコの残留が決まりそうなのは嬉しいニュースです。

 

また、チェティン、フザト、リッカルディ等は育成のためレンタルに出されました。

 

これを踏まえて現有戦力を見てみると(3-4-2-1)

GK

パウ・ロペス

オルセン(多分放出)

ミラン

 

CB

マンチーニ

イバニェス

JJ(放出が近い)

ファシオ(放出が近い)

スモーリング(もうすぐくる)

 

LWB

スピナツォーラ

カラフィオーリ

 

RWB

フロレンツィ(放出が近い)

カルスドルプ(多分放出)

サントン(多分放出)

B・ペレス

 

CMF

ディアワラ

ヴェレトゥ

クリスタンテ

ビジャール

 

OMF

ザニオーロ(長期離脱)

ペッレグリーニ

ミキ

ペドロ

パストーレ(多分放出)

C・ペレス

ペロッティ(多分放出)

 

CF

ジェコ

 

ポジションがない( ;  ; )

クライファート

ウンデル(放出が近そう)

 

結構足りないように思えます。

GK

3人はいたほうがいいはずです。

 

CB

2人が放出予定で3人になってしまうのであと2〜3人は欲しいところです。ここ一番補強しなきゃダメでしょ。個人的には25〜27歳くらいの年齢の選手が欲しいです。

 

LWB

スピナツォーラとカラフィオーリでも悪くはないと思います。

セルティックのボリ・ボリンゴリを取るという噂が流れていますが、うーんって感じです。

スピナツォーラが怪我した場合はカラフィオーリが必ず出なければならなくなるので、このポジションを取ることについては大きく反対はしませんが、

・実績が不明

・問題児

特に「問題児」と聞くとうーーーーーんってなってしまいます。

また、スピナツォーラが怪我をした際はいい補強になるかもしれませんが、スピナツォーラが怪我なく無事にシーズンを過ごす場合はカラフィオーリを育てる機会が減ることになるので難しいところです。

 

RWB

左は層に不安がありますが、右はめちゃ余ってます。

フロレンツィは(なぜか)PSG移籍が間近だそうで。ばいばい( ;  ; )。

サントンは…うん…

B・ペレスはめちゃ活躍してましたしファーストチョイスになるでしょう。

カルスドルプは残してもいいのかなと個人的には思います。放出されそうですが。

 

CMF

これでいい

 

OMF

これでいい

 

CF

ジェコのみ。ミリクを取るという噂がずっと出ていますが、ナポリの例の会長がめちゃ高額に設定しているので、いりません。

ジェコは年俸が高すぎるのがネックですが、そろそろバックアップになってもいいのかなと思います。そろそろ世代交代をしなきゃいけないですし。

 

クライファートとウンデルについて

3-4-2-1にシステム変更してからローマは絶好調ですが、この2人が居場所を失ってしまいました。特にクライファートは4-2-3-1のキープレーヤーだっただけに悲しいですね。

ザニオーロが大怪我をしたことにより2人のどちらかが残留する可能性が出てきました。どちらかをシャドーで使うつもりなのでしょうか。

 

クライファート

別の道があるかもしれません。ただCF、WBで活路を見出せなければ放出になってしまいそうです。スピードという魅力があるのでそれを活かせるかどうか。

 

ウンデル

前所属のバシャクシェヒルで左のウイングをやっていたのでもしかしたら左WBで機能するかもしれないです。シャドーは競争相手が厳しそう。

いくつか具体的な放出先候補があるので出るならウンデルなのかなと思ってしまいます。

 

 

主力を獲りたいとこ

CB:2〜3人

LWB:0〜1人

CF:1人

 

ここだけでいいですね。

ただ自分が把握しているものだけでもボリボリとミリク以外の噂が実現しない方向へと進んでいるので、早く動いて欲しいです。

 

だってもう十日しかないんだよ?

9/20には開幕戦あるんだよ?

 

CFはまだしも、CBあと2人は絶対にかき集めないといけないじゃん???????

 

エルヴェ、めちゃくちゃ不安です。

 

どうなってしまうのでしょうか。

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今後のローマの補強に期待です。

グラードバッハ19-20 選手評価

マルコ・ローゼを新監督に迎えたグラードバッハ。リーグ戦を4位でフィニッシュし、来季のCL出場権を獲得しました。素晴らしいシーズンでした。

今回は手短に書いてしまいたいため、リーグ戦5試合以上出場した選手のみで評価をしていきます。5点満点です。

 

GK

1.ゾマー

リーグ戦:全試合フル出場

失点:40

クリーンシート:7試合

評価:5/5点

 

我らが守護神。セーブ率はリーグトップの77%

躍進の立役者。足元の技術も高くビルドアップにもかなり参加していたが、まれにミスしていた。それでも文句なしの満点。

 

CB

28.ギンター

リーグ戦:31試合

得点:1

アシスト:2

評価:5点

 

CBとして必要な能力をしっかり発揮しながら、前線へのロングフィードも健在だった。

インテルチェルシーから関心があるようだが、残留する可能性が高い。

 

30.エルヴェディ

リーグ戦:32試合

得点:1

評価:5点

 

対人にめっぽう強いグラードバッハの壁。ギンター同様足元にも定評があり、ビルドアップ面でも貢献した。

Mシティとアーセナルからの関心があるようだが、本人は残留を宣言している。

 

24.ヤンチュケ

リーグ戦:17試合

評価:3点

 

CBとRBの選手層が薄いため、上記2人やライナーの欠場時、3バック採用時に主に出場していた。

特段プレーに問題があったわけではないが、上記2人に比べるとパフォーマンスレベルに差があったように感じてしまった。

 

LSB

25.ベンセバイニ

リーグ戦:19試合

得点:5

アシスト:4

評価:5点

 

夏にレンヌから加入した新戦力。

シーズン序盤はヴェントのバックアッパーだったが、後半は主力として活躍。

得点、アシストも多く、特に14節のバイエルン戦(2-1)では2得点を記録し勝利に大きく貢献した。

CBでも起用できるポテンシャルはあるようだが、されることはなかった。

 

17.ヴェント

リーグ戦:25試合

得点:2

アシスト:2

評価:5点

 

来季には35歳になるベテラン。今季はベンセバイニとポジションを争う形で出場していた。

ベンセバイニほど得点関与は多くないものの攻撃参加も守備面もパフォーマンスは高かった。

 

RSB

18.ライナー

リーグ戦:31試合

ゴール:1

アシスト:3

評価:5点

 

夏にローゼ監督と一緒にザルツブルクからやってきたスタミナお化け。めっちゃ走る。スペースメイクのランニングとかランニングで色々してくれる。過労。

 

MF

8.ザカリア

リーグ戦:23試合

得点:2

アシスト:2

評価:5点

 

今季の躍進の原動力。アンカーとしてとてつもない安定感を見せた。3バックの真ん中に入ることもあった。

ただ膝の怪我で終盤10試合を欠場。

怪我の前までは「来季にはいない」と言われるほど評価が高かったが、怪我のせいで幸か不幸か残留する可能性も少し上がっている。

市場価格は€40.00mだが、自分的には€60.00m未満では売りたくない。そのくらい評価の高い選手。

プレミア方面から多くの関心が寄せられているらしい。

 

6.クラマー

リーグ戦:22試合

評価:4点

 

時々出場してはアンカーとしての仕事をしっかりとこなしていた。ビルドアップの貢献度が高かった。

 

5.シュトローブル

リーグ戦:10試合

評価:3点

 

長引く怪我を序盤と終盤で2回してしまい、15試合を怪我でベンチ外になってしまった。

出場した試合では主に3バックの中央かアンカーを務めていた。

3バックのビルドアップ時には存在感があったがそれ以外は微妙だった。

来季はアウクスブルクでプレーすることが決まっている。

 

32.ノイハウス

リーグ戦:30試合

得点:4

アシスト:2

評価:5点

 

若いイケメン。万能タイプで中盤もトップ下もこなせるドイツの未来。

19節のマインツ戦では40m以上の超ロングシュートを決めた。

 

23.ホフマン

リーグ戦:24試合

得点:5

アシスト:3

評価:5

 

シーズン序盤の7試合は怪我でベンチ外だったが、復帰後からシーズン中盤にかけて少しずつパフォーマンスを上げていった。

中盤、トップ下、ウイングで起用できるユーティリティ性とセットプレーのキッカーとして非常に便利な存在だった。

 

22.ベーネス

リーグ戦:22試合

アシスト:4

評価:3点

 

シーズン序盤はコンスタントに出場していたが、15節ヴォルフスブルク戦の敗戦後に出場機会が激減。その後の10試合は出場そのものがなく、リーグ再開後の9試合もほとんどが10分足らずの出場機会しか得ることができなかった。

使われなくなってしまった理由は未だにわからない。

 

FW

10.テュラム

リーグ戦:31試合

得点:10

アシスト:8

評価:5点

 

夏にギャンガンから加入した2世選手。上背があってパワーがあってスピードもあってドリブルもできるハイスペックウインガー。やばい。

左右ウイングと2トップの一角で暴れた。10得点はプレアと並んでチームトップ。

ウイングが本業だったがポストプレーを身につけた結果CFもできるようになった。

そもそも193cmある選手が35km/hで走って突っ込んできたら怖すぎて泣く。

試合後にMVPの選手(自己基準)のユニフォームをコーナーフラッグに掲げるパフォーマンスがかわいい。

来季のCLでめちゃくちゃ暴れてほしい。

 

14.プレア

リーグ戦:27試合

得点:10

アシスト:10

評価:5点

 

チームのエース。とにかくシュートがうまい。今季はアシストもたくさん記録してどちらも2桁に乗せた。今季は左のウイングでもプレーをした。

ファウル以外のことが原因で2回退場になった。それがなければ2位か3位になっていたかもしれない。今も許してない。反省してほしい。

 

36.エンボロ

リーグ戦:28試合

ゴール:8

アシスト:8

評価:5点

 

シャルケで評価を得られず夏に安価でやってきたスイス人。

主にCFとして出場していたが、役割は0トップに近く、少し低めの位置でフィジカルを活かしてポストをし前線に繋げていく役割をしていた。そのおかげかアシスト数もかなり多かった。

 

13.シュティンドル

リーグ戦:25試合

得点:9

アシスト:3

評価:5点

 

我らがキャプテン。

シーズン序盤は怪我の影響もあり様子を見ながら少しずつ出場していたが、後半戦からは主力として大活躍。2得点を3回記録する等何回もMOM級の活躍をし、後半戦だけで8ゴールを記録した。

他の選手とは違う独特のプレースタイルが後半戦はよくハマっていたように思える。

 

7.ヘアマン

リーグ戦:27試合

ゴール:6

アシスト:8

評価:5点

 

上記4人ほどは目立たなかったが、今季のキープレーヤーだった。

背後への飛び出しが得意で相手ゴールを何回も脅かしていた。

プロデビュー当時からこのチームに所属しており、今季でこのチームでの50ゴールと50アシストを超えた。

 

19.ジョンソン

リーグ戦:6試合

評価:-

 

中盤と右SBを1回ずつ務めてくれた。

今季限りで契約満了により退団する。

 

11.ラファエウ

リーグ戦:8試合

評価:-

 

全部で58分しか出てない。

契約満了で退団する。デュッセルドルフ行きの噂が出ている。

 

16.トラオレ

リーグ戦:7試合

アシスト:1

評価:-

 

1回だけスタメンで出場し、1アシストを記録した。

 

 

監督:マルコ・ローゼ

評価:5

 

今季に就任し、4位フィニッシュだけでも十分素晴らしいのに途中で10節近く首位に立ち、ファンに夢を見させてくれた。

ハイプレスハイラインの激しさとポゼッション時にワンタッチで繋いでいく優雅さは見ていてすごく面白く感じた。もちろん選手たちの活躍あってのことだが、この監督でなければなし得なかった成績だと思う。

 

 

評価まとめ

すごく良い活躍を見せた選手が多く、ほとんどの選手に満点をつけざるを得ないくらいの素晴らしいシーズンだったと思う。

 

 

来季の話

今季は中盤、前線の層の厚さが目立ったが、その反面CBとRSBの層の薄さが露骨に出る試合も多かった。

来季はCLも戦わなければいけないため、層の拡大は必須。

 

補強では既にトップ下のハネス・ヴォルフを獲得している。

 

 

今季のCLは今のところライプツィヒがベスト4まで進出している。

来季は

最強になりうるフリックのバイエルン

ホーランをエースに構えたドルトムント

ナーゲルスマンの元ならヴェルナーなしでも大丈夫そうなライプツィヒ

ハイプレスハイラインで番狂わせを狙うグラードバッハ

の4チームがドイツから出場する。めちゃ楽しそう。

 

 

ドイツ勢が躍進してくれるといいな。

 

 

おわり

祝!CL出場!今季のBMG総評


【ハイライト】メンヘングラートバッハ×ヘルタベルリン「19/20 ブンデスリーガ 第34節」

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4位だあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

 

 

シーズン前半にはおよそ10節にわたり首位をキープしていたグラードバッハ。

前半戦は11勝2分4敗。後半戦も9勝3分5敗と大きく調子を落としたわけではありませんでした。

 

コロナによる中断からの再開後はレヴァークーゼンと熾烈なCL争いを繰り広げていました。27節での直接対決に敗れ(1-3)、順位をひっくり返されるも(向こう側が急に不調になったこともあり)なんとか4位で終わることができました。

 

 

総評

最終的には4位でしたが、すごく良いシーズンでした。昨季は後半戦から大幅に調子を落としたことが災いしてCL圏外の5位フィニッシュとなってしまったため、今年もそうなってしまうのではないかという不安もありました。ひとまず目標であったCL出場を手にしたことに安堵しています。

 

戦いぶり

・得点力(66/4位)

5得点→1試合

4得点→4試合

3得点→8試合

2得点→8試合

1得点→7試合

0得点→6試合

 

上位3チームがイカれた数字を叩き出しているので、リーグ4位という数字は妥当でしょう。3点以上取っている試合が多かったですし楽しんでみることができました!

 

・チーム内得点ランキング

1.トゥラム/プレア 10得点

2.シュティンドル 9得点

3.エンボロ 8得点

4.ヘアマン 6得点

5.ホフマン/ベンセバイニ 5得点

 

強靭3トップ+シュティンドル+ヘアマンが主に得点をとっていました。ベンセバイニはサイドバックながら5得点を記録。そのうち二つはバイエルン戦での2得点でした(2-1)。

 

・アシストランキング

1.プレア 10アシスト

2.ヘアマン/トゥラム/エンボロ 8アシスト

3.ベーネス/ベンセバイニ 4アシスト

 

予想はついていましたが、強靭3トップ+ヘアマンが多かったです。それにしてもベンセバイニすごい(すごい)。

 

・失点数(40/3位)

3失点→2試合

2失点→9試合

1失点→16試合

クリーンシート→7試合

 

しなくていい失点をたくさんしてたのが多少数字に表れてる気がします。

それでもシーズン通して失点は少なかったですし、ハイプレスサッカーの強みである失点の少なさという特徴はキチンと数字に出ていました。

 

 ・戦術

今季から就任したローゼ監督が植え込んだポゼッションサッカーをベースとしたハイプレスハイライン戦術は多くのチームを苦しめました。

ハイプレスハイラインという強度を全面に出した守り方をしつつ、ポゼッション時はワンタッチで優雅にボールを回していくスタイルは見ていてとても楽しいものがありました。

試合を支配しながらも決めきれずに失点し、そのまま負ける試合(後半フライブルク戦等)や、しっかりとした対策をとられてしまった試合(前半ウニオン戦、後半シャルケ戦)はまだまだ課題としてあがるものが多いです。

 

 

・EL

出てないです。 

 

 

来季への期待

・CL

来季は念願のCLに出場することができます!!!!!16-17シーズン以来

ハイプレスサッカーはたびたび躍進することがありますからどれだけ先に進むことができるか楽しみにしています!

ポット3かポット4からのスタートにはなりそうですが頑張ってもらいたいです。

 

・リーグ戦

ハイプレスサッカーは2年目に崩れやすい傾向があるため、そうはならないでほしい。

 

スカッド

ベテランのラファエウとジョンソンは既に退団が決まっていますし、シュトローブルに関しても契約は今季限りです。

また、ヴェント、シュティンドル、ヤンチュケ、エルヴェディ、ギンターの主力級選手も来季限りで契約切れになるので、特にエルヴェディとギンターの二人に関しては契約延長に取り組んでもらいたいところです。まだ若いですしフリーで移籍するとなると大損になりますし。

 

 

 

 

気が向いたら他チームのことも書きます。

 

 

おわり 

ASローマが新たに2人の選手の獲得を発表!!

最初に申しておきます。バリバリの嘘ネタです。本日はエイプリルフールですので。

 

 

世界的な危機ですから存じない方はいないでしょうが、今現在コロナウイルスが猛威を奮っております。

私から呼びかけることではないかもしれませんが、1人1人が感染を広めない努力をしっかりとしてもらいたいです。

「若者が感染しても重症化するケースは少ないから大丈夫」という若者の意見をテレビで聞きました(言わされてるだけかもしれないけど)。大丈夫じゃねえよ。

疾患のない若者でも死亡するケースは当然ありますし、病床が足りなくなった状態で重症状態になったら誰でも亡くなるでしょうから。

 

他人任せにするわけではありませんが、早く収束してもらいたいものです。

 

 

 

今回は自宅待機の暇つぶしに読んでいただけるような記事を書こうと思い投稿することにしました!

 

まあこの記事で一番暇をつぶしているのは多分私自身なんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

2020年4月1日。ASローマは新たに2人の選手を獲得したことを発表しました!!!

 

1人目はドルトムントの左サイドバック、ニコ・シュルツです!

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彼は19-20の夏にホッフェンハイムからドルトムントに移籍しました。

しかし、リーグ戦はわずか8試合の出場。ゲレイロやハキミからポジションを奪うことがなかなかできませんでした。

 

・経歴

ベルリン出身で、7歳からヘルタ・ベルリンのユースチームに所属。

10-11に17歳でヘルタのトップチームに昇格し、そのシーズンは当時2部だったチームで21試合に出場。

15-16にメンヒェングラードバッハに移籍。

しかし1年目はほとんど出場することが出来ず、2年目もあまり多く出られなかったため17-18にホッフェンハイムに移籍します。

移籍後は左のウイングバックとして多くの試合に出場し、チームもCL圏に到達。その翌年はCLにも出場しました。

19-20に€25.50mの移籍金でドルトムントに移籍。

 

・スタイル

左のサイドバックということもあり、クロスに関しては得意です。大きな特長もあり、振りが少なくタイミングが良い絶妙なカーブがかかったクロスも上げることが出来ます。

また、足が早くフィジカルも結構強い方なのでサイドでの突破はもちろん、守備力も期待できます。

このダイナミックさが評価されたのか2018年9月にはドイツ代表にも選ばれました。

 

https://m.youtube.com/watch?v=jg7mgSD0ouo

 

 

2人目はバーンリーのアシュリー・ウェストウッドです!

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プレミアからベテランの補強になりました。

中盤の選手の不足が目立ったローマとしては嬉しい補強ですね!特に中盤の底の選手のやりくりには困っていましたし。

 

・経歴

現在イングランド4部のCreweの下部組織出身です。

12-13シーズン。22歳の時に1部のアストン・ヴィラに移籍。

チームが降格した翌年の16-17にバーンリーに移籍しました。

 

余談ですが、イギリスのチャールズ皇太子はバーンリーのファンだそうです。

(残念ながら今は見ることが出来ませんが)バーンリーのサッカーはかなり面白いと思っています。

なんというか、いやらしいサッカーをするんですよね。言葉で説明するのは難しいです。あえて混沌を作り出して無理やり得点に持っていくっていう感じです。

 

・スタイル

アンカーです。役割としてはディアワラに似ているかもしれません。ポゼッションサッカーの肝になるような選手です。身長は174cmで、少し小さめ。それとイケメン。

 

https://m.youtube.com/watch?v=ly45gFxHJzM

 

 

 

・ネタばらし

なぜこの2人をチョイスしたか。

コラロヴの後釜になれそうな選手としてシュルツを。不足が目立った中盤のピースとしてウェストウッドを。

それだけではありません。

 

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実はこの2人。今日が誕生日なのです!!!

シュルツは27歳。ウェストウッドは30歳になりました!

他にもアタランタのサパタ

ブレーシャのチスターナ

リヴァプールからスウォンジーにローンで加入しているブリュースター

等も今日が誕生日です。

 

おめでとう!!!

 

 

 

帰国

無事イタリアから帰国しました。

 

羽田空港では「イタリア北部の滞在者のみ」検疫を行っていました。

お願いだから地域に限らずやってほしい。

 

自分のホームステイした家にはオランダ人の女の子も住んでいて、その子は8月まで滞在する予定だったのですが、感染拡大を受けて急遽帰国することになりました。泣いていました。

その子はオランダに帰国後すぐに空港で検査を受けさせられたそうです。というかイタリアに滞在していた人全員に対して検査をするようです。

 

日本がガバすぎるんだよなぁ

 

ABSNZU内閣総理大臣「現時点で緊急事態ではない」

 

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というわけで僕がコロナに感染してる可能性も十分ありますから、皆さんは僕に近づかない方がいいですね。Twitter経由で感染する可能性も0ではありませんから。(0です)

 

つまらない冗談はさておき、欧州ではサッカーの試合がほとんど延期になってしまいました。当たり前ですね。妥当な判断です。僕ができることは暇つぶしに読める記事を書き続けることだけですからこれから少しだけがんばります。

 

コンテ首相が全店舗閉鎖宣言を出してからの話です。

イタリアは生活必需品を販売するお店以外全て閉まってしまいましたし。

スーパー、薬局、銀行、郵便局以外はほとんど全て閉店していました。

外出するのも許可証が必要でした。おそらくイタリア国内にいる全ての人間が許可証を書かなければいけないはずです。僕も書きました。

 

こんな状態を見れば誰でも同じことを考えるでしょうが、危機的状況です。

 

なのに日本は…

 

まあみなさんもコロナには十分お気をつけください。

 

Ciao! Arrivederci! 

Grazie hai letto!