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ブンデスリーガ19-20 前半戦総評 part.1

今季のブンデスリーガの前半戦が終了しました。新監督にナーゲルスマンを迎えたライプツィヒが初の「前半戦の王者」になりました。

 

今回は18、17、16、15位のチームについて書いていきます。

 

 

18位 パーダーボルン

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勝ち点12(3勝3分11敗)

最下位は昇格組のパーダーボルンです。

このチームが最下位にいるのはある程度仕方がないと思います。戦力がそこまで充実していないため1部で勝ち続けるのは難しいのでしょう。

 

このチームが1番躍動した試合は12節のドルトムント戦です。

不調だったドルトムントを相手に3点を先取しました。しかもアウェーで。(追いつかれ3-3の引き分けに終わりましたが)

 

この他にもライプツィヒバイエルンレヴァークーゼンをヒヤリとさせました。(いずれも2-3で敗戦)

後半戦で大番狂わせを1つでも起こせば波に乗ることができるかもしれません。

 

17位 ブレーメン

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勝ち点14(3勝5分9敗)

昨季は悪くない成績でしたが今季は没落。

最高位は第4、5節時点の10位。そこからほとんど勝てずにだんだん順位が下がっていきます。

終盤のホーム戦では観客も減ってしまっていたようです。

 

問題なのは怪我人の多さと失点の多さ。

今季から加入したトプラクはずっと怪我。他にも怪我がちなメンバーがたくさん。まともなメンバーで戦うこともままならない状態でセカンドチームからCBを引っ張り出してくる事態に。

 

失点数41は国内はもちろん5大リーグでも最多。特にセットプレーの守備はガバです。

 

得点数は23とそこそこ取っており、これは6位のレヴァークーゼンと同じなので攻撃面においては、エースのラシツァの躍動もあり、そこまで悪くないのかもしれません。(失点数はレヴァークーゼンの倍です。)

 

案の定コーフェルト監督の首が危うくなっていますが、2年前の14戦未勝利から残留した功績を信じたいのか解任するかしないかで揺れているようです。

どちらにせよ残留には早急な立て直しが必要でしょう。

 

 

16位 デュッセルドルフ

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勝ち点15(4勝3分10敗)

昇格初年度の昨季は躍進し、10位で終えることができ、今季も期待されましたが、前半戦は16位でフィニッシュ。

 

その一方でポジティブな要素もあります。

ヘニングスが得点を量産していることです。チームの総得点の61%を彼が取っています。(同時に彼への依存が大きいことも証明していますが。)

 

相手に合わせて戦い方を変えるためなのかフォーメーションも毎回のように変えるのですが、その弱点が「上手くハマらないと負ける」ことで、今季はその回数が多かった気がします。

(昨季はバイエルンに引き分けたりドルトムントに勝ったりしていました)

 

巻き返すには「ハマれば勝てる」を増やさなければいけないですね。

 

 

15位 ケルン

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勝ち点17(5勝2分10敗)

このチームについては少しポジティブです。

2年前に降格し、1年で戻ってきました。

 

1部昇格直後のチームは苦しむことが多いですが、このチームも例に漏れず、14節時点で2勝しか出来ず最下位に沈んでいました。しかし、そこから3連勝し15位まで順位を上げ前半戦を終えることができました。

 

3連勝で勢いがついた矢先にウィンターブレイクに入ってしまうのは凄くもったいなく感じますが、どうにかこの勢いを殺さずに頑張って貰いたいです。

 

 

次回は14位〜11位について書きます。

お楽しみに!

 

part.2