エルヴェのブログ

ロマニスタのサッカーブログ

ジャカorコープマイネルス

守備的MFの獲得候補として上がっている2つの名前がアーセナルのジャカとAZのコープマイネルス。

Twitterでは「ジャカよりもコープマイネルス」と言う声をよく聞く。逆は全く聞かない。その理由はやはり若さだ。

ジャカは28歳。9月には29歳になる。コープマイネルスは23歳。こちらの誕生日は2月。誕生日の話はあまり関係ないかもしれないが一応。

 

ジャカといえば、正確で強力な左足。そしてインテンシティの高さもある(荒削りな時もある)。アーセナルでは加入からずっとレギュラーの座を掴んでおり、毎シーズンリーグ戦30試合以上に出場している。2018年の冬には市場価値が€50mに到達したが年齢的なものもあり今の市場価値は€22mだ(transfermarktより)。

DMが主なポジションではあるが、怪我人続出でやりくりに困ったエメリによりCBやLBとして起用され、それは今のアルテタ体制でも継続されている。

そのジャカを獲得する上でネックになるのがやはり28歳という年齢か。プレミアでずっとやってきた分それなりの年俸も支払わなければならないだろう。数年後に高く売れる可能性があるコープマイネルスを獲得しろというのもわかる。

 

 

次はコープマイネルスの話だ。

AZ所属の23歳。知名度はジャカと比べると高くなさそうだ。DMの他CBとしてもプレーできる。現在の市場価値は€16.5m。

今季リーグ戦31試合で15ゴールというFWのような数字を叩き出している。内訳はPKが7点、直接FKが2点、その他が6点。

プレースキック以外でも6点取る得点力は魅力。

PK成功率は31/36の86%。ヴェレトゥが26/28で成功率93%なのでヴェレトゥがいればヴェレトゥが蹴るのだろうが、2人目のPKキッカーとして信頼できそうなのも大きい。

 

 

コープマイネルスを推す声が多いのもわかる。

だが、現状はジャカの方に近づいている。取引成立は50%くらいか。アーセナルの要求額が€25mなのに対し、ローマは12mしか提示していない。ミキを万引きした前科もあるためアーセナルのファンは怒っているようだ。

 

どうなるかな。