ユベントス対ローマの試合が終了しました。結果は1-0でユベントスが勝利しました。
ロマニスタの私としてはリーグ戦での順位が沈んでいることもあり、当然勝ち点を奪って帰って来て欲しかったわけですが、相手がユーベですからそこは仕方がなかったかもしれません。
勝ち点4の中に7チームが入っているとはいえ前半戦で2試合残して10位というのはもちろん緊急事態です。年内のラスト2試合に勝利するのはもちろん、年明けにも勝ち点をどんどん積み重ねていかなければCL圏に入ることは不可能です。
ローマが冬にしなければいけないこととは何か、今回はそれを並べていこうと思います。
1.監督問題の終結
これは年明けまでに終わらせなければいけない問題だと思っています。EDFが来年も指揮をとるかパウロ・ソウザが新監督になるかは単にローマの戦い方だけでなく移籍市場での動きにも大きく関わるはずです。
2.補強
戦力の整理は当然しなくてはなりません。現状では出場機会がほとんどないカルスドルプ🇳🇱、マルカノ🇪🇸、ビアンダ🇫🇷、チョリッチ🇭🇷や、期待通りの活躍ができていないシック🇨🇿、怪我がちになってなかなか復帰のできないペロッティ🇦🇷が放出候補になっています。
ウンデル🇹🇷は先月頃はよく他国のビッグクラブからの噂を聞く機会がありましたが、最近はほとんど聞きません。冬には獲得できないことが他のクラブに悟られたのでしょうか。
獲得候補
1.マルカノの代役
(アトレチコ・ミネイロ所属のマイダナ、画質が悪くて申し訳ないです。)
右SBのカルスドルプは同じポジションをこなせる選手が2人いますので必要ないと考えました。そうなるとまず考えなければいけないのはマルカノの代役です。現状CBはマノラス、ファシオ、JJ、そしてマルカノがいますが、現状はマノラスとファシオの2人で回し、JJをバックアッパーとして、または3バックの一角として使っている状況です。マルカノにはほとんど出番がありません。
彼の代役に求められるのはバックアッパーとしての役割と31歳になるファシオの後釜としての長期的な活躍でしょう。
今現在はアトレチコ・ミネイロのマイダナ🇧🇷の名前が1番に上がっています。195cmの22歳、右利きの選手です。今季からレンタルで加入して、チームの主力となっている選手です。
2.シックの代役
シックをサンプドリアに送り返すことがほぼ確定しています。ジェコのコンディション+後釜の問題もあるのでCFの獲得は絶対です。
少し前はピョンテク🇵🇱やアルナウトヴィッチ🇦🇹等の噂がありましたが、今現在はバレンシアでの出場機会が少ないバチュアイ🇧🇪や、サンプドリアのコフナツキ🇵🇱、ジェノアのクアメ🇨🇮、セビージャのムリエル🇨🇴、今季限りで契約が切れるバロテッリ🇮🇹等が候補に上がっています。バチュアイとバロテッリは同じ理由でいくつものクラブが狙っているので競合は避けられないでしょう。
私自身はバチュアイが好きなのでバチュアイの獲得を推したいと思っています。
3.デ・ロッシの後釜
現在怪我で長期離脱中のデ・ロッシですが、怪我がまだまだ長引きそうです。
ヴァイグル🇩🇪獲得の噂は絶えませんが、パリも狙っているという噂が出始めていますし、出るのは確定だとしても簡単にはいかないでしょう。ローマは1年半のローンでのオファーを検討しているようです。
個人的にはエヴァートンの放出候補に名前が挙がっているシュナイデルラン🇫🇷を推したいです。
冬に補強が必要な場所はこれくらいでしょうか。
3.ローマのサッカーの確立
今季のローマはお馴染みのハイプレスハイラインをうまく出せていません。EDFが体勢が続いてもそうでなくても「やりたいサッカーをやる」ことは大事だと思います。
やりたいサッカーのイメージをしっかりとこなせるようになったアーセナル、セビージャ、ドルトムント等は確実に昨シーズンより良くなった印象ですし、やりたいことができなくなったローマやシャルケ、ユナイテッドは不調のままここまで来ています。
選手の質はもちろん大事ですが、どのチームも根底にあるのはこれだと思っているのでローマもローマらしいサッカーをしっかりと続けて浮上してもらいたいです。これからのローマに期待。